This is how I started

こうして私は始まった- 2018

多くの外国人や日系人が住む大泉町で聞き取りを続けていくうちに真っ二つの世界が見えてきた。ブラジルコミュニティーといつもの慣れ親しんだ日常・・・本場のインドカレーと日本人好みになったインドカレー・・・私はあちらとこちら側を行き来しながら、時々交差するその瞬間が何か、その2つをつなげることができるものが何かを考えてきました。

多様な文化を吸収しながら生活する次世代の日系人の等身大について表現するために、私は「20年後の自分」に宛てたハガキをリクエストしました。過去・現在・未来をつなぐことで、点在する物語が結びつき、完結するのではないだろうか?

日々隣人とすれ違いながら生活する中、「外国人」という表面の下層に埋まる痛点の気配を感じてほしい。若者の複雑さをもろともしない柔軟さや強さが、一筋の光のように私たちの心を動かし、2つをつなげる想像力を宿してくれる。 

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